雑紙

感想とか覚え書き

ネタバレを回避するためやったこと2021

シン・エヴァンゲリオン劇場版を観たが、タイミングが悪かったり人込み避けのために公開最初の週には観に行かず1週間後の3/15(月)に行った。 この1週間で行ったネタバレを避けるのための方法をまとめる。

やったこと

  • Twitterを見ない・開かない
    • 当然
  • YouTubeを見ない
    • サムネや動画のプレビューでネタバレを食らう可能性がある
  • Google Discoverに注意する
    • モバイルのChromeアプリでも出してくるのでChromeは使わないようにする
    • Androidも下手したら通知で出してくるので見ないか機能をOFFにする
  • はてなブックマークを見ない
    • 人気エントリはもちろんフィード系(お気に入りやマイホットエントリーなど)から流れてくる可能性がある
  • はてなブログダッシュボードを開かない
    • 購読中のブログで感想が流れてくる可能性がある
  • ネットニュースサイトを見ない
    • ねとらぼなどで記事が流れてくる可能性がある
  • 劇場で既に観た人間が内容を口ばしる可能性があるので、上映開始直前までノイキャンイヤホンをはめる

やってないけど他にありそうなこと

  • 通知でネタバレを喰らう可能性があるので、アプリをアンインストールしてもよかったかもしれない
  • 購読中のブログに注意するのは他のブログサービスでも同様かもしれない
    • ニュースアプリや他のSNSも同様っぽい
    • Yahoo!ニュースの個人のものからやられる可能性もある
  • RSSリーダーを使っている人はそっちに注意する必要もありそう

難しいこと

  • Slackなど閉じたコミュニケーション
    • LINE・Discordなども
    • 雑談チャンネルを見ないなどはできそう
    • ネタバレ禁止の協定を結んでおく
    • 会社のSlackは完璧で内容に触れる話題を一切目にしなかった
  • 家族など
    • 話題を振るなと言っておきましょう

辛かったこと

  • エヴァ関連のワードで検索出来なくなった
    • 考察サイトが既にシン・エヴァのことを書いている可能性があるので
  • 習慣でTwitterはてブアプリをすぐ開いてしまうこと
    • 日に10回くらいは開いては閉じをやっていた

※追記

YouTube Musicを開いたときにOne Last Kissのサムネが見えたときは「Googleテメェここでもかよ!!」と思ってしまった

おわりに

  • 仕事ではてブやブログ・Twitterを頻繁に見る立場じゃなくて助かった……
    • その立場だったら耐えられずに初日に行ってた可能性がある
  • とにかく最新の情報が流れてくるサイト・アプリを開かないようにすることが大切
  • Googleはマジで勘弁してほしい。Chromeを使わない生活をしてて助かった……
  • まだ観ていない人・ネタバレを避けている人、がんばりましょう

シン・エヴァンゲリオン劇場版の感想 (ネタバレあり)

シン・エヴァンゲリオン劇場版を見てきたので感想です。
見終わった後は「テキストなんかに出来るもんじゃねえ、ハートで会話させろ!!」って感覚だったけど、やっぱりテキストに残しておきたくなった。

文書を書くのは下手なので人が読むものになっていない。それでも書いておきたかったから書く。

ネタバレです。読み返して気づいたけど感想というより好きなシーンを並べているだけでした。

 

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ひぐらしのなく頃に業 郷壊し編 其の弐 感想・考察 〜この後どんなことが起これば沙都子がカケラを渡ることになるのか〜

今回は19話郷壊し編其の弐の感想とこの後の展開の妄想を書いていく。

見終わった時は「もう終わりまで何も言うまい」という気持ちになったのだけれど、この後どんなことが起これば惨劇を繰り返す展開になってしまうのかは気になった。 今回も基本感想だが、この先の予想も軽く考えてみることにする。

感想

穏やかな受験勉強シーンなはずなのに胃がキリキリしながら見てた。この後に起こる惨劇を知ってるからな……。穏やかになれるはずがない。

圭一の進学校経験がやっと生きるなと思ったけど描写少なくて悲しい。

前回も書いたけど、梨花はやっぱり夜中に起きて勉強してましたね。 沙都子もこれで梨花の本気度がわかったんだろうか。

ここでのキャラソンキツいですわね……。


2人の中学生から高校生になったときの声の変化あるのやっぱ凄いな〜。 合否見に行くときの声だけで成長ぶりがわかってしまった。

しかし沙都子が自分の番号見つけたときに「嘘……」って言ったのは何故なんだろうか。 まあ心のどこかで「自分が受からないかもしれない」と思っていて、そんな中で自分の番号を見つけたら「嘘」って言葉が出るのもわかる気がする。


入学してからの沙都子の落ちこぼれぶりを見るわけだけど、沙都子も勉強が出来ないわけじゃないんだよなあ。 勉強が好きではなくて、梨花と一緒の学校に行く目的のために勉強できていたけど、勉強しても梨花と一緒にいれないかもしれないとなったら勉強できるわけないよなあ〜〜。 すごくわかる。

好きでもない勉強をやり続けなければいけない & 一緒にいたかった梨花とも話せていない状況、沙都子は相当ストレスになっていそう。

ある意味沙都子が不合格だったり、クラスが別だった方がよかったのかもしれないですね。 それか一緒の部屋だったらまた違った結果になったのだろうか。


郷壊し編を見ていると正直よくある擦れ違いだったり、中の良かった友達と疎遠になったりで、小・中・高でありがちな経験っちゃ経験なんだよな。 それをひぐらしのキャラクターでやられると結構キツいものがあるのだけど……。

沙都子の梨花に裏切られたというか、嫉妬というか恨みというかいろいろなマイナスの感情がどんどん湧いてラストのシーンに繋がっていくのはやっぱキツいものがあるよ。

あと梨花ちゃん沙都子のフォローちゃんとしろやって感情になる。 沙都子自身の振る舞いもよくなかったけど親友でしょ!!1000年生きたり、これまでの惨劇を見てきたのにどうしてフォローできないのか……。

後から思ったのだが、郷壊し編惨劇やひぐらし設定抜きなら普通の青春物語にありそうなお話なんだよな。これが本当に狙いなの竜騎士07先生?!という気持ちになる。


しかし聖ルチーア学園、こんな酷い学校だったのか。詩音は監獄みたいな環境と言っていたけど本当に監獄っぽい。 というより退学させたくても世間体で退学させづらい状況がキツそう。詩音もその類なのかな。

あと勉強シーンは数学1や数学Aでちゃんとしとるなと思った。しかし数学しかノートや黒板の描写なかったのは、それ以外の資料がなかったのかな……。


沙都子の後ろ姿、何故か詩音を思い出させる。鞄を肩にかけて雑に持つ当たりが特に詩音っぽい。 他にもちょっと行動が荒い感じなのがまさに詩音じゃんという気持ちになる。やっぱ「ねーねー」だからかな……。


順当に起承転結っぽく進んでいるので、

  • 其の壱: 受験するぞ!
  • 其の弐: 受かったけどいい事ない & 梨花への負の感情
  • 其の参: 惨劇発生
  • 其の四: 沙都子もカケラを渡る理由解明
  • → 解決編へ

の流れなのだろうか。そうじゃない展開だったら面白い。もうどんなどんでん返しでも受け入れるぞという気持ちにはなれている。

あと圭一・レナ・魅音・詩音はどうなったのか。魅音・詩音は高校卒業してるし圭一・レナも高3、むしろそっちの方が気になるし少しくらい出てきてほしい……。

沙都子の目的結局なんなのか

沙都子が相当ストレスを抱えていて、梨花に対してマイナスの感情を持ち始めているのはわかった。 しかしこの後何が起こると惨劇を繰り返させるようになるのか?

そもそも沙都子は何がしたいのだろう。 梨花を惨劇の繰り返しから逃れられないようにして、雛見沢から離れないように改心させる。 それが沙都子の目的なのか?

今見えている負の感情から惨劇の繰り返しになるのは飛躍が大きすぎると思うので、この後沙都子が梨花をこんな目に遭わせるほどの決定的な切っ掛けがあるのではと思う。 意外と沙都子が梨花を殺すのではなく、他の人の手によって死んでしまう展開だったりしないかな〜。 それでやり直したいと願う沙都子もカケラを渡ることになるとか。どうなんでしょうね。

このあたりで郷壊し編其の弐の感想は終了。 其の参では何が起こるのか。早く来週になってほしい。

最近のJ-POP全然知らないので自動生成されたヒット曲プレイリストを無心で聴いている。ヨルシカは結構好きな気がする。

最近のJ-POP全然知らないなと思ってYouTube Musicで自動生成されてたJ-POPヒット曲プレイリストの曲を無心で聴いていた。

 

プレイリストを張りたいけど多分 YouTube Music に入っていないと見れないし、プレビューを見ると「お使いのブラウザはサポートされていません。アップグレードしてください。」と出てしまっている。なんならさっき見たらリストの曲が更新されていて、本当に無心で聴いていたので聴いていた曲が何かわからなくなってしまった。

music.youtube.com

最近のJ-POP本当に知らなくて、年末の紅白でNiziUやYOASOBI、Official髭男dismにGReeeeNなどなど本当に一度も聴いたことがなかった。

だからと言って別に困ることはないのだけど、去年くらいから全然新しい曲と出会ってないなと思っていた。仕事中の作業用BGMも昔聴いていた曲で、悪いわけじゃないのだけどなんというか停滞感がある。

 

自分から発掘しに行くほど熱心でもないので、YouTube Music が勝手にオススメしてくる「話題のヒット曲」に賴ることにした。

音楽の刺さり方なんて人それぞれなので、この機能使っている人いるのだろうかと思っていたけど雑に流す用途としてはありがたい。

 

自分の聴き方は歌詞よりリズムが刺さるかどうかで、歌詞は刺さってからちゃんと聴くことが多い。そんな感じなので、正直あまり刺さんないな〜という曲はシュッと次の曲に飛してしまったりしていた。お陰で YT Music のショートカットを少し覚えられた。

 リズムは刺さんなくても歌詞は刺さるかなと思ったけど、結局歌詞もあまり刺さらなくて「うむ〜」という気持ちになった(良い事は言っていそう)。

 

あと男性アイドルグループの曲はアイドルの曲だって一瞬でわかって面白かった。アイドル曲は取りあえずカッコいい曲が多いのでリズム的には結構好きな方。

 

そんな中ヨルシカの春泥棒はかなり刺さった。他の何曲か聴いてみてリズムがドハマりしている。

 

www.youtube.com

ギターにピアノの組み合わせに弱いからかもしれない。取りあえず初期のボカロ曲も聴いてみようと思う。

良いアーティストに出会えたのでたまにこういう聴き方をしてもいいかもしれない。

ひぐらしのなく頃に業 郷壊し編 其の壱 感想 〜1年後の雛見沢は沙都子じゃなくても寂しく感じる〜

今回は郷壊し編其の壱の感想を書いていく。

郷壊し編其の壱は祭囃し編から1年後の昭和59年の世界からスタートした。 過去編*1が始まったので、考察とかやめて大人しく感想を書き殴ることに集中します。


祭囃し編の1年後の世界、え、ひぐらし業すごくない???? 見てみたかったひぐらしを見せてくれる。

実況の時のツイートにも書いてあるけど、部活メンバーが成長した、高校に進学して普段は離れ離れになった姿を想像した人は多いと思う。それが公式で見られるわけですよ。 そんな夢みたいなことが起こるなんて考えてもみなかった。


そんなひぐらしを見れているわけだけど、全体的な感想としてはやっぱ変化とそれに対する寂しさがあった。 沙都子の気持ちがよくわかる。

教室で魅音がいなくて落ち込む辺りはまあわかるけど、まさか綿流しの祭にも姿を見せないとは思わなかったぞ。 圭一とも会ってないらしいしどうした魅音〜〜。

レナはなんかいつも通りでしたね。 でも圭一もレナも最上級生っぽい感じがして成長が見えるな〜って思う。

梨花と沙都子の制服姿とても新鮮。でもまだ中一だからか制服に着せられてる感じがする。 奉納演舞の時の私服もよかったし他のバリエーションも見てみたい。

羽生がいないことは、まあそんなに違和感ないかな。梨花も満足して眠りについたって言っていたし。 しかし羽生がいなくなったら雛見沢症候群も改善傾向になるってそういうものなの??


こういう色々な変化を沙都子は特に寂しかったんだろうな〜〜というのが伝わってくる。 きっと沙都子は魅音や圭一・レナもいつか離れてしまうけど、梨花だけは雛見沢にいてずっと一緒にいると思っていたんだろうな〜〜。 だから離れた高校の参考書を見せられたときは理解不能だったのだろうな。

冒頭梨花が一人で夜更かししているとあったけど、この流れだときっと勉強をしているとかそういう理由な気がする。

これが梨花のずっとずっと内緒にしていた夢なのかと言われたらやっぱり驚くだろうな。 圭一やレナは応援してくれそうだけど沙都子は疎外感を感じそう。


其の壱は沙都子が、梨花の発言が理解できないというような声を出して終了。この後沙都子はどうしていくのか。 梨花と一緒にいたい気持ちはあるから、心にしこりを残しつつ一緒に勉強するのだろうな〜。

この後梨花が聖ルチーア学園に入るまでの出来事もあるだろうけど、そこで何があったのかも気になる。


郷壊し編の感覚、目明かし編の詩音と悟史の話見ているときや、鷹野の子ども時代の話を見ているときの感覚に近くて、もうとにかく見てキャラクターの心情を理解するということに徹するしかなくなる。 まあ今回の場合は過去じゃなくて将来起こったことだけど。

郷壊し編続きを早くみたいのだけど、それと同時に思ったよりも皆の変化が「あるある」で、先を見るのが少し辛いものがある。やっぱ魅音が祭に姿を見せなかったのが一番キツかったな…… 想像はしてたけどあの最高の終わり方をした祭囃し編の後でこの将来を見ると、沙都子じゃなくても寂しさを感じる。 其の弐以降を見るときは、これまで惨劇に身構えていたものとは少し違った心構えで見ていかないとね……。

といったところで、郷壊し編其の壱の感想は終了。 最後に其の壱を見た直後のツイートと新EDの「不規則性エントロピー」の感想を貼って終わる。

新EDの感想はこれがだいたい全て。ひぐらしの曲はまたかごめかごめをやってる。 しかし何があったら沙都子こんな顔するくらいの感情になるの……。

歌詞はやっぱ梨花と沙都子のことかなあ……。 最初の は誰がついた嘘だろうか。沙都子が梨花に対して気持ちを隠した か? 箱庭 ってのは雛見沢のことっぽい。 二番の歌詞を聴いてみた感じ沙都子がまた疑心暗鬼に囚われそうなんだよなあ……。まあそこまでしなかったら梨花に拳銃を向けるなんてことしないか……。

※2021/02/12追記

郷壊し編其の弐の感想書きました。

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*1:未来か……?

梨花と沙都子を使ってゲームをしている存在がいるのではないか 〜ひぐらしのなく頃に業 猫騙し編 其の四 考察・感想〜

今回はひぐらしのなく頃に業17話、猫騙し編其の四について。

いやー沙都子が黒幕だったとは、露ほども疑わなかったですね〜()。すっかり騙されてしまいましたよ〜……。 そんなことはなく、散々怪しさを投げ売りしていた沙都子が正体を表したという展開になった。

沙都子のネタばらしに思うところはあるが、猫騙し編其の四を見て感じた結論はタイトルの通り 梨花と沙都子を使ってゲームをしている存在がいるのではないか」 ということ。 ここではこの結論に至った考察を書いていく。

またこれまで不明点が多かった綿流し後の富竹・鷹野の様子も明らかになった。 この点について整理しつつ、鷹野と沙都子・番犬と沙都子との関連も考察していく。

鷹野が終末作戦を思いとどまる世界

猫騙し編では鷹野が終末作戦を思いとどまり、梨花に謝る展開となった。

  • これまで見てきた世界も全てそうだろう
  • 鷹野と富竹がトラックで雛見沢を離れたのは山狗に捕まらないため
    • 山狗は東京の野村に買収されて、終末作戦の遂行&失敗したときのための鷹野暗殺のためにいる
    • そのため山狗は鷹野が告発するのを阻止するはず
    • そのため富竹は鷹野を連れて雛見沢から逃げた
    • これはとても納得の行く展開

気になるのは終末作戦を思い留まった理由。

  • 梨花には話してもわかってもらえない

これ以上の情報はなく、猫騙し編にはヒントもない。 そこで綿騙し編の展開から、思いとどまった原因は沙都子にあるのではと考えた。以下に理由を書く。

鷹野が思いとどまった原因は沙都子?

  • 綿騙し編の富竹・鷹野はトラックを奪い雛見沢から逃げた
    • 山狗に捕まらないように鷹野を逃したのだと考えられる
  • しかし、祭具殿に忍び込んだ鷹野の様子からすると、 罪を悔いる鷹野は心変わりしたと言っていいほどの急変ではないか
    • 最後に祭具殿を見ておきたいという線も考えられるが、やはり不可解
      • 逃げ出す夜にそんなリスクを犯すだろうか
    • 圭一・詩音と別れた様子をからも、そこまでは計画を進めようとしたのではないか
  • そうなると、圭一・詩音と別れてから逃げ出すまでの間で心変わりをしたことになる
  • ここで、 沙都子が奉納演舞の際に皆とはぐれていたことを思い出す
    • このタイミングで鷹野に接触し、心変わりさせ終末作戦を回避させたのではないか
    • 沙都子が裏で手を回していることを考えると、違和感のある展開ではない
  • しかし鬼騙し編では沙都子は怪しい行動を取っていない
    • 富竹・鷹野の様子も事前に逃げる計画をしていたのかどうなのかはわからない

状況から考えた結果ではあるが、沙都子が鷹野を心変わりさせた原因と推測できる。

番犬と沙都子は繋がっている?

今回東京関連で番犬とH173の存在が確実になった。 この2つと、綿騙し編を再度考察することで、沙都子と番犬に関わりがあったのではないかと推測できる。

  • 綿騙し編では番犬に関する情報が2つあった
    • 梨花と話をしていた作業着の男
    • 園崎家に侵入してきた作業着の部隊
  • 梨花と一緒にいた人物は、魅音(or詩音)の圭一を庇うためについた嘘だと思っていたが、本当に実在したのではないか
    • 綿流しの次の日であることから、梨花に富竹・鷹野の事情を伝えていたと推測できる
  • また作業着の部隊も圭一の妄想だと考えていたが、これも実際に番犬が侵入したのではないか
  • では番犬が園崎家に侵入する理由は何か
  • 沙都子が番犬を園崎家に連れてきた、と考えるれば話が通る
  • 沙都子は雛見沢症候群の治療をしていたし、梨花に部隊の話を聞いていたと言えば番犬も納得するだろう
  • また綿騙し編の最後で沙都子と魅音(or詩音)は拳銃で撃たれて死亡していた
    • この時の拳銃は、今回のラストで沙都子は梨花に向けた拳銃と同一のものではないか
  • そもそもどうやって沙都子が拳銃を手に入れたのかの疑問がある
    • これも番犬から入手したと考えれば辻褄が合う

次にH173について。

  • 今回H173が番犬に押収されたことがわかった
  • これを投与されれば、これまで兆候が無かった人物でも雛見沢症候群を発症するため、これまでの惨劇の説明がつく
  • 番犬との沙都子の繋がりがあれば、沙都子がH173を入手可能なのではないか
    • 綿流し以前に惨劇が起こった場合でも、鷹野の自供が綿流し以前だったというだけで説明はつく
  • 仮に繋がっていなくとも、押収の際のどさくさに紛れて沙都子が入手したとは十分考えられる

以上から沙都子と番犬で接触がある、最悪繋がっていると考えられる。

また余談だが、梨花と番犬が接触していたとなると、綿騙し編に関して次の考察もできる。

  • 梨花は番犬から富竹・鷹野の事情を聞いていたことになる
    • しかしその直後に殺されたため記憶は引き継げなかった
  • これらから、梨花が学校の便槽で殺されていたのは、番犬から事情を聞いた記憶を引き継がせないためと考えられる
  • となると梨花を殺したのは沙都子ということになる
  • しかし便槽を捜索しようとした圭一を魅音(or詩音)が妨害している
    • この情報は圭一を庇うためのものだった
    • 魅音(or詩音)は梨花の死体は見つかりたくないとも考えている
  • このことから
    • 沙都子と魅音(or詩音)は共犯もしくはお互いの犯行を知っている
    • しかし、最終的には沙都子と魅音(or詩音)は敵対することになった
  • と推測できる

沙都子について

ここまでで沙都子と鷹野・番犬との関係について考察した。 ここからは沙都子の行動理由と、今回カケラの世界を渡っている理由について考える。

沙都子の目的

沙都子が行っていることはわかってきたが、目的は不明のままである。

  • わかっていることは
    • 沙都子は梨花を殺そうとしている
    • 沙都子も梨花と同様カケラの世界を渡っている
  • 業での惨劇が全て沙都子の仕業だったとして、梨花は多くの世界で直接・間接的に沙都子に殺されている
  • ということは沙都子がカケラの世界を渡っているのは梨花を殺し続けることが目的ではないか
  • ここで、鷹野が終末作戦を起こさないようにしていることを思い出す
    • これは沙都子が「誰が古手梨花を殺すのか」の前提を変えたかったのだと思われる
    • これにより、誰が梨花を殺すのかをわからなくさせ、業でのカケラの世界に対応できなくさせたのではないか
  • 対応できなくなった末の梨花の行動は諦め
  • この梨花に繰り返しを諦めさせることが目的なのではないか

梨花に繰り返しを諦めさせることが沙都子の目的と推測できた。 一見すると沙都子から梨花への復讐のように見えるが、本当にそうだろうか。猫騙し編までの情報ではここまでしか推測できないので郷壊し編を待ちたいと思う。

赤い目について

今回沙都子も赤い目になり拳銃を向けた。これまで出てきた赤い目を整理してみると

  • 鬼騙し編其の壱の梨花
    • ダムの工事現場跡で圭一とレナを見つめる
  • 綿騙し編其の参の梨花
    • 圭一と対峙・間抜けな例え話
    • この世界はもう既に終わっていることを話す
  • 猫騙し編其の弐の梨花
    • 発症した圭一の様子をみて諦めて笑う
    • 「なら……」までは赤い目のように思える

赤い目でもの前後でも梨花自身の意識は変わっていないように見える。 赤い目についてわかっていることは少ないが、タイトルの梨花と沙都子を使ったゲームに関わっていると考えている。その理由は後述する。

今後の展開

郷壊し編というタイトルからすると

  • 郷壊し ≒ 郷を壊す ≒ 雛見沢を壊す
  • 郷壊し ≒ 沙都子 + 壊す

から、沙都子が雛見沢を壊す話に思える。理由を推測すると

  • 雛見沢を壊す → 沙都子が雛見沢を憎んでいた?
  • 憎む理由 → 雛見沢 ≒ 梨花にある?

梨花への復讐の展開や、はたまた雛見沢自体への復讐といった展開も考えられる。 まだどのような展開も考えられるが、おそらく沙都子の目的が見えてくるのではないか。

梨花と沙都子を使ってゲームをしている存在がいるのではないか

直感的にそうではないかと思った。思った理由としては、沙都子と梨花は赤い目をしていることからである。

  • 赤い目はおそらく超常の何かだろう
  • ただし人格を乗っ取る類のものではない

これらから、梨花と沙都子それぞれの視点から観測して、目的を果せるかどうかのゲームをしているんじゃないかと思った。 5年後の世界を取り戻す梨花とそれを阻止し、繰り返しを終わらせる沙都子。この2人の構図と超常の存在を考えると自然とこの発想に至った。

そして超常の何かを考えると、どうしても魔女が絡んできそうだが、きっと話の最後までは出てこないだろう。なので赤い目も話に関係してくることは無いのではないか。

感想

沙都子が裏で糸引いているという考察を堂々と使えるようになったので至るところで考察に使ってみた。見た時はもう黒幕割れたし書くことは何もないと思っていたけれど、意外と整理することありましたね。

いや〜でも本性割れるのあっさりすぎる気がする。これまで沙都子が怪しさ振り撒いていたので、まあカケラの世界は渡っているくらいはやってるだろうと思ったけど、あんな騙し討ちみたいなやり方でバレるなんて……。これまでのはなんだったんだという気に少しなる。猫騙しって梨花に向けたやつじゃなくて沙都子に向けたやつだったのか……。 これまでといえば鬼騙し編や綿騙し編の考察もたくさんしたけど、きっと解答はないんだろうな……あるのだろうか。

あとバレたらすかさず拳銃向けるのも潔すぎてびっくりする。

一方これはなるほど〜と思ったこともあって、富竹・鷹野がトラックで逃げていった理由は納得した。これは上手い。 あと雲雀13の彼出てきたね。これはテンションアガりますよ。

郷壊し編、タイトルよく考えるな〜と関心している。ここまで来たら沙都子がやらかす納得の行く展開を見せてほしい。

最後に見た沙都子の正体が割れた時のツイートを貼ってエントリを終わりにする。

※ 2021/02/06 追記

郷壊し編其の壱の感想書きました。

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